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コミカルな狂気とノスタルジー

BUCK-TICKの狂気、というか変テコな楽曲「君のヴァニラ」

音源とかライヴ映像とかから音をひろってみましたが、今井パートはワウで音作っててノイズ成分が多く

基本ピッキングハーモニックス以外は聞き取りにくかった

 

あんまり意図的なアレンジは加えてないので聞こえたままで、バッキングをちょっと粘っこくしてみたり。

歌に関しては低いとこが印象的な楽曲なので、オクターブで上がったり下がったりと、音をとるのが難しいですね。

 

ガラクタ感のある間奏部分は、アコギかな?と思いましたが、なんとなくエレキの生音をマイクで拾ってみたらそんな感じだったので

おそらくそうなんでしょう(適当)

 

ただ前奏部分や間奏部分ははっきりとしたメロディがある訳でもなく、サイコパス部分としまして、ダダイズム、花園、もとい自由時間。

 

そういった今井氏の天然の感性というか、コミカルな感じや狂気が入り混じってる感があります。

それとその他櫻井氏のゴシックな耽美派的表現やダンディズム等も融合して、なんというかデカダンでノスタルジーな、壊れたオモチャ感、歪んだ愛憎みたいな雰囲気だったり

寺山修司、天井桟敷とか、エログロナンセンス、作家さんでいうと「まどマギ」なんかの劇団イヌカレーにも通ずる世界観。

 

BUCK-TICKの歌詞やタイトルにはダダや未来派、ボードレールみたいな単語も出てきたりするので

そういったシュルレアリスムや表現主義(ノイズ)なんかのモダニズムの流れ、ピカソやジョルジュ・ブラックなんかから始まるコラージュ的なものからも影響を受けていそうですね。

そう考えるとヒップホップのサンプリング文化も文脈は違うけどその系譜なんだろか・・・

 

楽曲の構造的には王道の枠組みではあるものの、正にキング・オブ・独特

上がりそうで上がりきらない、たまに変なとこいっちゃう、平常の異常性、そんな感覚が彼等の大人なパーソナルと楽曲が符合していて、楽曲によりけりですが、ありきたりに飽きてきたり、何となくマンネリしてきた時に聞くといいかもしれません。

 

初期の頃は割とビートパンクっぽい路線で、カッティング多めの(時代的な王道?)ポップな楽曲が多い印象ですが

Six/Nine』とか中盤位から段々暗黒度や狂気というか、元々持ってるゴシック的表現を中心に インダストリアルやオルタナ、シューゲ、エレクトロ等、色々アウトプットしていってる印象がありますね。

 

という訳で、何だかまとまりのない文章ですが、また上げていきたいと思います。

 

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